デジカメで撮影した写真と携帯電話で撮影した写真の違いは画素？解像度？

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デジカメで撮影した写真と携帯で撮影した写真

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今やデジカメを持っていない人を探すのが困難なくらい、たくさんの人がデジカメを持っています。

スマートフォンや携帯電話にもカメラがついていることを考えると、かなりの人間がデジタルカメラを所有していますね。

しかしデジカメや携帯カメラを使ってはいても、それに関わるいろいろな数値を誤解している人がけっこう多い。

その１つが画素です。コンパクトカメラでは、だいたい1600万画素が多く、大きいのでは1８00万画素も多数発売されている。

富士フイルム FinePix F900EXR 20,450 円 1600万画素

では、そもそも画素って何？と疑問に思います。

デジタルカメラで撮影した写真やインターネットの画像などは、小さな四角がたくさん集まって１つの大きな絵になっている。

この小さな四角を画素（ピクセル）と言います。

つまり、1000万画素＝3,600の■と2,700の■ でできた”大きさ”と言えます。

小さな四角が1000万個あるなんて凄い数ですね。

本当に1000万個必要なのでしょうか？

それに答えるには、その画像をどのように使うのかで変わってくるのです。

★名刺の大きさで、普通紙にプリンターで印刷するのか？

★Ａ４の大きさ、コンビニでカラーコピーして配るのか？

★巨大なポスターにするため、印刷屋さんにお願いするのか？

それを説明するのにどうしても必要なのが”解像度”です。

画像と混同している人もいますね！

デジタル画像を出力（目に見えるように）するため、画面や書籍などにはすべて解像度があります。

先ほど説明した1画素（ピクセル）を何mmにするのか決めるのが、解像度です。

旧来のTV・ディスプレイ　72dpi 　　0.3mm/1画素　きめが粗い

新聞　　　　　　　　　　　　200dpi 　　0.13mm/1画素　　↑

印刷する　　　　　　　　　 300dpi　0.09mm/1画素　　　↓

書籍・カタログ　　　　　　 350dpi　0.08mm/1画素　きめが細かい

TVやディスプレイなどは美しいですが、それでも0.3mmの四画の集まりになっているため、近づくと四角が見えますね。

書籍やカタログは0.08mmですので、近づいても肉眼ではわからないですね。

また名刺などにプリンターで印刷する場合（300dpi）を考えてみると、必要な画素の数は70万、 A4以上のポスターを印刷業者に頼んで印刷しない限り1,000万画素で十分と言えます。

用紙	縦の長さ(mm)	横の長さ(mm)	72dpiに必要な画素数	200dpi　印刷に必要な画素数古いプリンター	300dpi印刷に必要な画素数安いプリンター	350dpi印刷に必要な画素数高価なプリンター
用途			ホームページ	雑誌・名刺	書籍	書籍・カタログ
名刺	55	91	4万画素	31万画素	70万画素	95万画素
L版	89	127	9万画素	70万画素	158万画素	215万画素
ハガキ	100	148	118万画素	92万画素	206万画素	281万画素
2L版	127	178	181万画素	140万画素	315万画素	429万画素
6切り	203	254	414万画素	320万画素	719万画素	979万画素
A4	210	297	501万画素画面いっぱい	387万画素	870万画素	1184万画素
4切り	254	305	622万画素	480万画素	1081万画素	1471万画素
A3	297	420	1002万画素	773万画素	1740万画素	2369万画素
A2	420	594	2004万画素	1547万画素	3480万画素	4737万画素
A1	594	841	4014万画素	3097万画素	6969万画素	9485万画素