偽ソフトと呼ばれている不正なプログラムがあります。
古くは「Antivirus 2009」「AntiMalwareGuard」などなど、
嘘のセキュリティ情報を表示させ、不安を扇動しクレジットカードの
入力を迫るというもの。
最近はセキュリティにとどまらず、パソコンの遅さを、不安材料に利用する
最近では偽メンテナンスツールも多く、入れてしまっている人もみかける。
Uniblue SpeedUpMyPC やRegistry Boosterなどがそうだ。
さて、これらのUniblue は本当に危険なプログラムなのでしょうか?
実際にクレジットカード番号を入れたらどうなってしまうのでしょうか?
まずは、実際に数件のクレジット番号を入れたと言う方から聞き取ると
「クレジットカード番号やセキュリティ番号を何度入れてもはじかれてしまう」との事でした。
実際に、何人かの人がクレジット番号を入れていますが実際に購入できた例は1件で、
それ以外は購入画面に進まず、実際に引き落としされた方はいませんでした。
さて、ここで本当に危険な偽ソフトなのか?
検証してみたいと思います。
検証にはいくつかのサイトを利用します。
●トレンドマイクロ Site Safety Center
global.sitesafety.trendmicro.com/index.php
なんと、意外にも安全と表示
●ノートンセーフウェブ
safeweb.norton.com/
●URLVoid(海外)
www.urlvoid.com/
●グレッド
check.gred.jp/
・・・唯一、このグレッドだけが「偽ソフト」と判定し、他は安全と評価されました。
ということは、セキュリティ機関からはとくに「危険」と評価されている訳ではないようです。
だから、これらのセキュリティソフトが入っていても普通にインストール&実行出来てしまいます。
だからと言って入れて良いという事ではありません。
クレジットカードを何度も入力しても、通らないあたりに疑問が残りますし、
エラー数の桁が増えるという評価方法や、サイトでマイクロソフトパートナー、
Googleアドワーズ広告などでMicrosoftを語っているあたりなど
褒められたやり方とは言えません。
結論としては、「さわらぬ神に祟りなし」
入れないように注意し、入れてしまってもすぐアンインストールしましょう。
「今ならキャンペーン中につきXXX円 残り1時間」
「今ご連絡いただければキャンセルできます」
などの言葉に騙され、支払いや電話などでの対応は、絶対にやめましょう。
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