loader image
コンテンツへスキップ

CPUの役割は何?

■CPUは何をやっているの?
CPUはパソコンの頭脳ともいうべきもので、制御と演算が主な役割です。CPUには周波数という能力があり、これが高いと多くの処理を行うことができます。
しかしCPUは熱を発しやすく、周波数を上げた結果、熱が高くなりすぎてパソコンが異常終了するといったことも起こります。
古いパソコンで夏の時期に急に電源が落ちてしまうのは、これが原因の1つです。
しかし最近では、CPUの核となるコアを2つ以上搭載することで、処理能力を上げているものがあります。コアを2つ搭載したコア2、4つ搭載したクアッドコアなどがあります。
周波数は脈拍のようなもので、高いほうが血液をいっぱいあげられますが、血圧が高すぎるとヒートアップしてしまい、いろいろなところに負担がかかります。
周波数は高すぎず、コアが多い方が優秀です。

■CPUの性能は重要? 何を選べばよい?
性能のよいCPUは、相対的に処理速度が早く、省電力です。
ただし絶対的なものではなく、パソコンの設定や状態、OSや入っているプログラムの数など、いろいろな要因で動作の速度は変わります。また発熱や消費電力などとの兼ね合いもあり、ノートパソコンには真ん中くらいの性能で高い省電力のCPU が適しています。
パソコンを選ぶ時は機能やメーカー、デザインなどで機種を選べばよく、CPUに関してはそれほど重要視しなくてもよいでしょう。
しかしCPUは、メモリやハードディスクとちがい交換が難しいので、せっかちな人は、はじめから性能がよい物を選びましょう。
パソコンの価格の30%ほどがこのCPU の価格になります。

■CPU にはどんな種類がある?
CPUにもさまざまな種類がありますが、ほとんどがIntel(インテル)社製です。現在、主流は Core i(コアアイ)7のような名前になっています。ネットブックなど小型パソコン用のIntel Atomや、AMDという会社のCPUがあります。

困った1-08


【たくさがわ先生が教える パソコンの困った! お悩み解決超入門】
第1章08節からの抜粋    
(Amazonで本を参照)

公式SNSアカウント

           

Top