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ハードディスクとメモリのちがいは何?

■ハードディスクとメモリのちがい
ハードディスクもメモリも記憶装置です。
パソコンの電源を切ってもハードディスクの中のデータは残るのに対し、メモリの中のデータは消えてしまうという特長があります。
パソコンでの作業は一時的な記憶装置であるメモリ上で行われます。このメモリ上のデータを保存することで、長期的な記憶装置であるハードディスクに保管されます。
メモリは主記憶装置、ハードディスクは補助(外部)記憶装置とも呼ばれます。メモリは机の上の作業スペース、ハードディスクは引き出しに例えることができます。
皆さんがよく写真や動画でいっぱいになることを心配するのは、ハードディスクの方になります。
それに対して、メモリはたくさんのプログラムを出しっぱなし(起動しっぱなし)にしておくと、机の上がいっぱいになった状態と同じで、メモリ不足に陥ります。
メモリ不足は、パソコンの電源を一度切ることで解消されます。定期的にパソコンの電源を切ったほうがよいのはこのためです。

09-01■ハードディスクについて
パソコンのデータを記録・保存している場所が、ハードディスクです。OSやプログラムなどのソフトウェアも、このハードディスクに保存されています。
パソコン特有の部品で、スマートフォンやiPadにはありません。
ハードディスクは強力な磁力を持っていて、円盤状のディスクが高速回転してデータを読み書きする構造になっています。
昔のレコードのような構造と言えばわかりやすいでしょうか。磁力や衝撃に弱いです。

■メモリについて
メモリは一時的な保存領域で、高速なデータのやり取りが可能です。メモリは机の上の作業スペースに例えることができます。
机が小さい(狭い)と効率が悪くなるように、メモリの容量が小さいと、パソコンの動作が遅くなり、同時にさまざまな作業ができません。
メモリの容量は最近は4GBが一般的で、上位機種では8GB になっています。メモリは比較的、増設がかんたんです。早めに最大まで増設しておくとよいでしょう。
パソコンにより増設できるメモリの種類や容量がちがうので、家電量販店などで調べてもらうとよいでしょう。

困った1-09【たくさがわ先生が教える パソコンの困った! お悩み解決超入門】
第1章09節からの抜粋    
(Amazonで本を参照)

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